■ 訪問看護の現場で考える もうすぐ亡くなります
商品コード: 978-4-7791-2195-1
(ヨミ: ホウモンカンゴノゲンバデカンガエル モウスグナクナリマス)なごやかな終末をめざして
宮﨑 照子/著、山中 桃子/絵 他
〈発売日:2016/5/13〉
A5判・上製、144ページ
(サイズ:215×155×15mm)
定価 1,600+税
内容紹介/目次
在宅療養者の生活を医療と介護の両面からささえる
訪問看護の現場(リアル)とは?
●この本は、在宅療養者の終末と、それをささえる
家族や仲間のようすを、看護師歴40 年以上をもつ
訪問看護師が紹介するものです。在宅医療とはなにか、
訪問看護とはどんなことをするのか、現場にせまります。
●巻頭にあるカラー絵本は、在宅で末期がんの緩和ケアを
受けていたお母さんと2人の子どもたちの日常の会話を
絵本にしたものです。
著者と同じ栃木県生まれの絵本作家・山中桃子さんが、
親子のふれあいをあたたかくえがいています。
●第一章は「幸せな終末」と名付けたノンフィクションです。
著者が終末にかかわった人のようすを5人紹介します。
●各ノンフィクションのあとに、グリーフケア絵本の紹介のほか、
関連する情報をはさみこみました。
また、下の欄外には用語解説もつけました。
●本の後半には「終末医療」と「在宅医療」そして
「グリーフケア」に関する情報の解説を第二章としてのせました。
現在の、また、これからの人の終末のあり方について、
簡潔にわかりやすくまとめました。
巻頭絵本
はじめに
第一章 幸せな終末
1 家族といっしょに過ごしたい!
グリーフケア絵本
2 望みは自宅に帰ること
訪問診療ネットワークとは
3 長男夫婦の家での生活
在宅ケアにかかわる専門家たち
4 家族も二人三脚
訪問看護師の一日
5 職員の方々に見守られて
施設やホームでの終末看護
第二章 「看取り」と「グリーフケア」
1 終末医療とは
2 在宅医療の現状
3 訪問看護とは
4 グリーフケアとは
著訳者プロフィール
宮﨑 照子/著
(ミヤザキ テルコ)
1952 年栃木県生まれ。40 年以上看護師として勤務する。
看護学校を卒業後、病棟勤務を経た後、保健師の学校に
進み保健師となる。病院の外来や病棟の看護師長を経験。
2005 年より訪問看護ステーション管理者として、
訪問看護師として働く。
2015 年、那須赤十字訪問看護ステーションを退職。
現在は栃木県訪問看護ステーション協議会の事務局長
として訪問看護ステーションにかかわる。
著書に
「退院支援・調整」(福島道子ほか共著、2009 年、日総研)
があるほか、地域看護学会や緩和ケア学会で、
退院計画などについての発表をおこなった。
山中 桃子/絵
(ヤマナカ モモコ)
1977 年栃木県生まれ。女子美術大学卒業。
『田んぼのいのち』『牧場のいのち」(ともにくもん出版)
で、ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ入選。
絵を担当した作品に
『俵万智3・11短歌集 あれから』(今人舎)、
「3.11が教えてくれた防災の本(全4巻)」
(かもがわ出版)、『ぼくと戦争の物語』(フレーベル館)など。
作家・立松和平の長女。
こどもくらぶ/編
(コドモクラブ)
あそび・教育・福祉分野で、子どもに関する書籍を
企画・編集しているエヌ・アンド・エス企画編集室の愛称。
図書館用書籍として、毎年10 ~ 20 シリーズを企画・編集
している。既に刊行数は1000 タイトルを超す。